定期予防接種(高齢者肺炎球菌)
定期予防接種(高齢者肺炎球菌)
平成26年10月1日より、高齢者を対象とした肺炎球菌の予防接種が予防接種法に基づく定期の予防接種となり、対象者の方は無料で接種が受けられます。接種すると、肺炎球菌が引き起こす肺炎や、感染した場合の重症化予防に有効です。
なお、この予防接種は、接種を義務づけるものではなく、ご本人の意思に基づき接種することになっていますので、必要性や副反応をよく理解したうえで接種をご検討ください。
対象者
接種当日、村に住所を有する方で、以下のいずれかに該当する方
- 65歳の方
- 60歳から64歳で心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活を極度に制限される方
- 60歳から64歳でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
注意事項
- 自費公費問わず、過去に一度でも接種歴のある場合は対象外です。
- 肺炎球菌ワクチンは5年以上効果が持続するといわれており、5年以内に再接種すると接種部位の疼痛や腫脹などの副反応が強く出る恐れがあります。接種後は接種日をしっかり記録し、次回は5年以上経過してから接種するようにしましょう。ただし、2回目以降は定期接種の対象となりませんので、全額自費となります。
- ほかのワクチンとの同時接種、接種間隔についてはあらかじめ医師にご相談ください。
- 副反応として、注射部位の痛み、熱感、腫れ、発赤が5%以上認められます。筋肉痛、倦怠感、違和感、悪寒、頭痛、発熱もありますが、いずれも軽度で2、3日で消失します。しかし、まれにアナフィラキシー様反応、血小板減少、蜂巣炎様反応などの重い副反応もみられます。上記のような重い副反応症状があった場合は、接種した医療機関または保健相談センターまでご連絡ください。
個別通知について
- 令和6年4月以降に65歳になる方(昭和34年4月2日から昭和35年4月1日生まれの方):65歳の誕生月の下旬に送付予定
- 昭和33年4月2日から昭和34年4月1日生まれの方:令和5年4月に送付済み
※未接種の方は66歳の誕生日前日まで接種可能です。
接種回数
1回
接種費用
無料
接種のながれ
委託医療機関で接種する場合
接種後の申請は必要ありません。
委託医療機関
- 村内:六ヶ所村地域家庭医療センター、千歳平診療所、泊診療所
- 村外:公立野辺地病院、ちびき病院、戸館内科整形外科医院、のへじクリニック
接種に必要なもの
- 予診票
- 本人確認書類(マイナンバーカード、保険証、運転免許証など)
- 接種済証を貼付するための手帳(健康手帳、お薬手帳、ワクチン記録手帳など)
委託医療機関以外で接種する場合
接種後、申請する必要があります。
- 接種前に保健相談センターに連絡をします。(電話:0175-72-2794)
- 実施医療機関の予診票を使用して接種し、接種料金を全額支払います。
- 保健相談センターで、接種料金の助成の申請をします。
接種に必要なもの
- 本人確認書類(マイナンバーカード、保険証、運転免許証など)
- 接種済証を貼付するための手帳(健康手帳、お薬手帳、ワクチン記録手帳など)
申請に必要なもの
- 六ヶ所村予防接種費助成申請書兼請求書
申請書兼請求書(Word).docx [ 16 KB docxファイル] 申請書兼請求書(PDF).pdf [ 82 KB pdfファイル]
- 実施医療機関が発行した、接種料金に係る領収書
- 接種済みを証する書面(接種済証など)
- 実施医療機関の予診票またはその写し
- 振込先口座が確認できる預金通帳等
- 印鑑
申請期限
接種した年度の末日まで
予防接種健康被害救済制度
予防接種による健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済が受けられます。
- 厚生労働省 予防接種健康被害救済制度について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_kenkouhigaikyuusai.html
関連リンク
- 厚生労働省 肺炎球菌感染症(高齢者)
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登録日: 2024年4月19日 /
更新日: 2024年6月14日