高齢者を狙った次々販売にご注意ください

 一人暮らしの高齢者宅に布団のリフォーム事業者が訪問し、次々と必要のない布団のリフォーム契約をさせられたという相談が寄せられています。「必要ない」と断っても執拗に勧誘を続けるため根負けして契約をし、それを誰にも相談できずにいることにつけ込み、次々と必要のない布団のリフォーム契約を迫る手口です。

<アドバイス>

 訪問販売等を規制する特定商取引法では、一度断ったにもかかわらず再び同じ勧誘をする行為は禁止されています。また、本当は布団が痛んでいないにかかわらず、痛んでいると不安をあおったり、無料と言いながら有料の契約だったなど、事実と異なることを告げて契約させることは禁止行為にあたります。

 少しでも不審に感じた場合や、強引に契約を迫られた場合は、一人で悩まず、家族や周りの信頼できる人に相談しましょう。また高齢者の周囲の方は日頃の見守りをお願いします。

 もし契約をしてしまった場合でも、諦めずに早めに消費者ホットライン(☎188)に相談してください。

■消費者ホットライン ☎188(いやや)