六ヶ所村舗装維持管理計画

現在、六ヶ所村が管理する村道は177kmあり、このうち89%が舗装されています。

舗装は、供用開始直後から車両の通行や雨水、冬季の凍上などの影響により、路面のわだち掘れやひび割れなどが

発生し、徐々にその性能が低下してきます。舗装の状態は、構造的な耐久性や道路利用者及び沿道住民の安全性、

快適性等に直接影響を与えることから安全・快適に使える一定の基準に保つためには、これまで以上に効果的・

効率的に維持修繕を行う必要があります。

また、限られた予算で適切に維持管理していくためには、従来の維持管理手法である深刻な損傷が発見された時点

で修繕を行う考え方から、計画的な点検・診断・修繕を行うことによって修繕費の縮減・平準化する合理的なメンテ

ナンスマネジメントの確立が急務となっています。

このため、舗装状態の調査、健全性の把握、計画的な修繕を着実に進め、舗装の長寿命化を図りつつ、道路の

安全性・快適性を確保することを目的として、本計画を策定するものです。本計画は、本村が公共施設等の効率的・

効果的な運営維持を取り組むための基本方針として、平成29年3月に策定した「六ヶ所村公共施設等総合管理計画」

に定める施設類型ごとの個別施設計画として位置付け、舗装を計画的に修繕するメンテナンスサイクルの基本方針と

するものです。

六ヶ所村舗装維持管理計画