村では、保育料の無料化や乳幼児等への医療費給付、子宝祝金の支給等多くの子育て支援に取り組んでいます。さらに、これら経済的支援だけでなく、新しいかたちでの子育て支援をスタートしました。それが、「木育」による子育て支援です。木の温もりを感じながら、楽しく豊かに暮らしを送ることが出来るようにしていく取組みを「ウッドスタート」といいます。

 

ウッドスタート宣言

  木育活動支援に全国で取り組んでいる東京おもちゃ美術館(認定NPO法人芸術と遊び創造協会)との間で、「ウッドスタート宣言」と称してウッドスタートに関する調印を平成31年3月27日に青森県内で初めて執り行いました。

 

 

 

 

誕生祝い品事業

 

      

 

 

 

村内に住所を有する1歳児を対象に、「六ヶ所村らしい」オリジナルの積み木を贈呈しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MY VILLAGE」と名づけられた積み木は、村の漁業や農業、酪農、そしてエネルギーをモチーフにし、「木のもつ優しさや温もりを感じ、健やかに成長して欲しい」、「村のことを知ってほしい」、「いくつになっても村を思う気持ちを忘れないで欲しい」という思いが込められています。

 

 

 

 

 

 

木育インストラクター養成講座

村内で木育を推進していくリーダーの養成を行うため、年1回程度の講座を開催しています。村内の保育所やこども園で働く保育士や、行政、民間から受講者を募り、現在では40名のインストラクターが誕生しています。

 

 

 

 

 

  

木育キャラバン

 令和元年11月9日、10日に「第1回もくもく!木育キャラバンinろっかしょ~東京おもちゃ美術館がやってくる!~」と称して、日本全国・世界各地から集めた上質なおもちゃとの出会いを提供し、木製おもちゃで自由に遊び、森林や木のことについて知るイベントを開催しました。村内外から500人以上が来場し、300種類以上の木製おもちゃで遊びを楽しみました。

 

 

 

村立南こども園「ひみつのへや」の設置

 平成31年4月にオープンした村立南こども園は、木造建築で園内が木の香りで溢れているほか「ひみつのへや」と称した木製玩具のコーナーを設けました。「ひみつのへや」には青森県産材等を使用した多くの木製玩具や、ヒノキのたまごプールを取り入れ、木の温もりに溢れています。その他の村立こども園・保育所にも木製玩具を導入し、日頃から木に触れ合うことで、子ども達にとって身近である遊びの部分から「木育」を始めています。