災害時に不特定多数の方が集まる避難所では、密集した環境下での集団生活等によりノロウイルス等による感染性胃腸炎やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染が拡大するリスクが高まります。新型コロナウイルス感染症の感染リスクがある中で災害が発生し、避難所を開設する場合には、三密（密閉、密集、密接）をできる限り避け、感染予防に努めます。

親戚や友人宅等への避難の検討

　避難所が過密状態となり、感染リスクが高まる場合もあります。可能な場合には、安全な地域にお住いの親戚や友人宅など、避難所以外の場所への避難も検討をお願いします。

避難所へ持って行くもの

　避難所での備蓄品には限りがあります。自身の健康状態を確認するために体温計を持参するなど、可能な限り必要なものは持参してくださるようお願いいたします。

●マスク

●ウエットティッシュ

●体温計

●寝具（毛布など）

●スリッパ

●軽食や飲料水

●常備薬

●モバイルバッテリーなど

避難所での手洗い、咳エチケット等の基本的な対策の徹底

　避難所での担当職員も含めてこまめに手洗いをする、咳エチケット等の基本的な感染症対策を徹底してください。

避難所の衛生環境の確保

　ご自身の身の回りの物品等は定期的に清掃・消毒するなど、避難所全体の衛生環境をできる限り保つよう、ご協力をお願いいたします。

十分な換気の実施

　避難所内のこまめな換気や避難者同士が十分なスペースを確保できるようご協力をお願いします。

発熱、咳などの症状が出た方のための専用スペースの確保

　発熱、咳などの症状が出た方のための専用スペースを確保したり、トイレや同線も分けるなど、避難所内のレイアウトによりご不便をお掛けする場合もありますので、ご協力をお願いします。