結核とはどんな病気?

結核とは、結核菌によって主に肺に炎症が起きる病気です。

最初は風邪に似た症状で始まりますが、痰の絡む咳・微熱・身体のだるさが2週間以上続いている場合は、結核の可能性があります。

結核になりやすい人は?

  • 喫煙習慣がある人
  • 結核高蔓延国から来た外国出生者
  • HIV感染や免疫の弱い人
  • 糖尿病の人
  • 人工透析を受けている人
  • ステロイドホルモンを使用している人
  • 胃潰瘍、胃の手術をした人

結核は感染します

菌を出している肺結核患者の咳やくしゃみなどのしぶきと一緒に、結核菌が空気中に飛び散り、それを周りの人が吸い込むことで人から人に移ります。

結核を予防するために

BCG接種

感染しても発病しないよう免疫をつけることが大切です。

潜在性結核感染症治療

感染したことが分かった人は、発病を防ぐための薬を服用することで予防できます。

発見

なるべく早期に発見し、治療に繋げることが必要です。

特に、65歳以上の方は、感染症法により年に1回の結核検診を受けることが義務付けられています。

村で行っている検診では、結核検診よりも精度の高い肺がん検診として胸部エックス線検査を実施しています。

ぜひ、村の検診をご活用ください。

治療

結核と診断されても、複数の薬を6か月~9か月毎日きちんと飲むことで治ります。

治療を含め、結核に関するご心配については、上十三保健所(電話 0176-23-4261)にご相談ください。